毛皮をクリーニングに出す場合のポイント

毛皮のケアは専門家に任せるのが一番、ということでクリーニング店に出したのに、返ってきたものを見たらなんとなく劣化しているような気がする・・・という話は比較的良く耳にします。

 

毛皮をクリーニングに出す時には何か注意するポイントがあるのでしょうか?
また、トラブルだと思い込む前に確認すべき点についても知っておきましょう。

 

・毛皮専門かどうか?

クリーニング店はプロなのだから、どこでも出せば大丈夫、というわけにも行きません。

 

毛皮のケアを任せるなら、やはりきちんと毛皮専門の工場があるなど体制が整っているところを選ぶべきです。毛皮は非常に特殊な洗い方をする必要があり、きちんとしたノウハウを保つところでなければ任せられないと思いましょう。

 

特殊なパウダーを使って洗う方法なのですが、これは一般的なクリーニング店では出来ない手法なのです。
それでも毛皮OKとしているクリーニング店がかなり多いように見受けられますよね。

 

これは単に窓口だけをやっていて、結局はそうした毛皮専門の工場に出しているだけのところが多いからです。たらい回しにされるなら、自社でしっかり責任を持って工場を運営している専門店を探したほうが確実なのは当然ですよね。

 

・取り外しが出来ない毛皮もケアするか?

よくあるのが首周りに毛皮がついているダウンなどです。

 

これが取り外せればいいのですが、もし外せない場合はいくつかの処理を考えなければいけません。

 

中には一度縫い合わせを解いて、クリーニングが終わった後で縫合するという高度な技術を持った専門店もあります。そうしたプロなら安心して任せられますね。

 

・トラブルだ!と思う前に

毛皮をクリーニングに出したら劣化された!というクレームは多いのですが、もしかするとクリーニングのせいではないかもしれません。例えばホワイト系の毛皮が汚れてグレーに見えていたとしても、本来の色は黄変が進んでいる可能性があります。

 

つまり、「薄黒い汚れを落としたら真っ白になると思い込んでいたら、実はすでに黄変していて黄ばんだ色になって戻って来た」という場合もあるのです。

 

これはもちろん、クリーニングのせいではありませんよね。

 

また、クリーニングに出せばまっさらな状態に戻るという思い込みがある人も少なくありません。
当然ですが、汚れを落としたところで新品に戻ることは有り得ませんよね。

 

実は自分が持っていた毛皮が、自分が思っているよりすでに経年劣化していたのに気付いていないケースも多いのです。出す前にきちんとチェックして、ボタンなどの付属品の状態なども確かめて撮影しておくと冷静な判断が出来ます。

 

疑問点はきちんと要点をまとめて確認するようにしましょう。