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毛皮の正しい保管方法は?毛皮を長持ちさせる保存の仕方

毛皮の魅力は軽さや耐久性、保温性などの機能面と同じくらい、見た目のデザインや触った感じのなめらかさなどに感じる人が多いものです。

その状態を保つのも一苦労ではありますが、正しい保管方法は知っておかないとかなりダメージが大きいですね。

本革などと違って強い実用性よりもその美しさに価値があるものですから、感触も含めて損なわないように努力しましょう。

毛皮を保管する前に

まずは保管の前に、しっかりケアをしてあげることが必要です。生き物の毛ですから、人間の髪の毛と同じように外に出すとチリやホコリが付きやすいという特徴があります。

毛皮製品は自分の手でそっと軽く叩いて、毛の表面や根本についているホコリなどを落としましょう。

毛の中に空気が入るのでフワッとしますし、内部に溜まったゴミが落とせます。全体的に落とせたら、ブラシで毛並みに沿った方向へブラッシングをして整えておきましょう。

強いチカラをかけてはいけません。毛の汚れを取って、絡まったりしないようにコンディショニングします。

毛皮の保管する上での注意点

生き物の毛ですから、保管で一番怖いのは害虫、そして日本の湿気です。

クローゼットの中にかけて保管する場合は、布のカバーをかけて吊り下げるのが基本。

実はビニールのカバーでは湿気が中にこもり、毛皮にとっては最悪のコンディションになってしまう場合もありますたくさんの服の中にギチギチにいれるのではなく、余裕をもってかけられるように間隔を空けるのもポイントです。

防虫剤は必要ですが、2種類入れると化学反応でシミが出来る危険があるので、1種類だけにして下さい。保管用のケースに入れる場合には、布か専用の紙で包んで空気を含ませた状態でたたみましょう。

強いチカラでギチギチに入れるのはNGです。紙はハトロン紙という質の強い紙が使われるのが一般的です。

毛皮は着ている時から注意を

実は毛皮は着ている時から注意が必要な素材です。

折り曲げ、擦れ、濡れなどは大敵で、来たまま同じ姿勢を取り続けるのも避けたほうが良いもの。もしクセがついてしまったら、蒸しタオルをあててブラッシングして整えましょう。

濡れてしまった時には毛皮製品を大きく振って水滴を落とし、タオルドライしてから陰干しする必要があります。この時にドライヤーなどを使うのは厳禁!アイロンなどの熱はもってのほかですので覚えておきましょう。

香水も、一度付くと取れませんから間違っても毛皮にはかからないようにするのが基本です。シミになったり変色したりする場合もあるので、毛皮には毒だと思いましょう。