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毛皮って家で洗濯しても良いの?

毛皮のケアはとても特殊で難しいというのは、誰もが知っていることですよね。
やはり専門家に任せようと思ってクリーニング店に持ち込む人も多いと思いますが、なかなか値段も高いですし、返って来たらなんとなく状態が悪くなっているように感じる場合も。
それでもコートなどは頼んだほうが無難ですが、ほんの一部毛皮が付いているだけの場合や小物の場合にはちょっと考えてしまいますよね。
そんな悩みから、自宅で洗うというケア法を実施している人もいます。
「えっ毛皮って、家で洗濯しても良いの?」と驚かれる人もいると思いますが、いわゆる「洗濯」とも違いますので、自宅で出来る方法についてまとめてみましょう。

・こまめに洗う必要はなし

実は毛皮はそこまでこまめに洗う必要はないものと言われています。
基本的にはしっかりホコリを取ってあげて、ブラッシングで整えてあげれば日常的な手入れとすれば十分なのです。ただ、どうしても汚れてしまったという場合、自宅で洗濯に見合うケアをすることも出来ます。
ただし、自宅で洗濯をするとは言っても、基本的には通常の洗濯のような方法ではないということだけは理解が必要です。
クリーニング店ではパウダー状の洗浄粉を振りかけて特殊洗浄を行っていますから、洗濯機で回すようなことも、たらいの水に浸けてジャブジャブ洗うようなことも避けるべきなのは変わりはありません。

・基本は拭き取り洗浄

洗面器などに洗浄液を作って、それで拭き取り洗浄をするというのが自宅で出来る毛皮の洗濯です。
使うのは洗濯洗剤ではなく、香料の入っていない人間用のシャンプーを使うのがオススメ。
濃度は非常に薄くする必要があり、約1,000倍ですので、洗面器なら小さじ1杯垂らす程度になりますね。清潔なタオルに洗浄液を含ませて、しっかり絞った上で手早く毛皮を拭きましょう。
やさしく拭くのが基本ですが、もし大きな製品で全体的にかなり汚れているという場合には、洗浄液をスプレーの容器に入れて吹きかけた後で手早く拭くという方法もあります。
シャンプーでの拭き取りが終わったら、今度は同じようにリンスを薄めて拭き取りましょう。

・陰干ししてブラッシング

基本はこの後陰干しして、完全に乾燥してからブラッシングして終了です。
濡れた状態のブラッシングは毛が抜けるので、乾いてからにしましょう。
乾かす前に10倍に薄めたお酢を使って拭き取るという仕上げ方法もあるようですね。
これは毛皮を柔らかくする効果と、害虫や細菌から守るという効果とがあるそうです。
ただし、抵抗のある人は行わなくても良い工程です。